【バラナシ】ガンジス川で沐浴をする。

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Varanasiに来て5日目。この町にもだいぶ慣れた。

衛生は良くないがたくさんの店が並び、本当に楽しい。

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ついにやってきた。

ガンジス川で沐浴。

インドに来たからにはやってやろうと思っていたこと。

準備は着々と済ませていた。

まず、Varanasi到着の初日、ガンジス川を散歩する。

まずは相手をよく観察することが大切だ。近づいていき、川を眺める。

 

「こりゃあ、汚いぞ。」

 

思った以上の川の濁り具合に普通に引く。

初日はガート(※岸の段差がある場所)を歩き、ゆっくり過ごす。

雨季だからか思っていたよりも旅行客が沐浴している姿が見えない。

というか、いない。

友達の宿から見たVaranasiの景色

 

ガンジス川では沐浴はもちろん、

牛も沐浴していたり、洗濯をしている人、ゴミを捨てている人など、

もはや、やりたい放題である。

そしてヒンドゥー教の一つの特徴として、

死者を燃やし、その灰を “聖なる川” ガンジス川に流すというものがある。

ガートでは本当に目の前で遺体を火蔡している現場や

その灰を見ることができる。

ちなみににその火蔡の現場の写真を撮ると大変なことになる。

 

そしてその灰を川に流すことは、

非常に聖なる行為であるが

めちゃくちゃ川が汚くなる一因でもある。

ようは、

そんなガンジス川に僕も沐浴したい。

支度を整える。まずはガートに近い宿に引っ越す。

貴重品や服をガートに置かなくてはいけないので

近いところに引っ越さなくてはならない。そして、次は調査をする。

どこのガートが適しているのか。外国人の多くはガンジス川の対岸へ

ボートで行き、そこで沐浴をする人が多い。

現地の人がいないため、安全だしプライバシー的にもいい。

 

でも、そんなのつまらないじゃん、と。

 

入るからにはインド人に囲まれて入りたい。

インドの人と同じことをして、少しでも同じ気持ちを体験をしたい。

しかし、メインガート付近はさすがに人が多すぎて危ないと気付く。

貴重品の管理など諸々危険すぎる。

ある一つのガートに決める。

人の量もちょうど良く、宿からも近い。ここからなら、濡れてもすぐ帰れる。

 

朝食を取る。朝から降っていた雨がやんだ。

今しかない。

ガートに向かう。

たまたま出逢った日本人に脱いだ洋服と貴重品の管理をお願いする。

ガートにはおじさん達がたくさんいて、沐浴の作法を教えてもらう。

皆フレンドリーに仲間に入れてくれる。

底はヌメヌメしていて滑る。

なんなんだ、この川は。

作法を教えてもらう。

「どうすりゃいいの?」

「頭まで浸かれ。」

「頭まで!?この水に?」

「そうだよ。3回ね。」

「3回!?まじかよ。」

この水を飲んだら大変なことになるので、鼻を口も必死に抑える。

※聞いた話だと、普通の水道水で24時間生きる菌が

 このガンジス川では数秒で死ぬらしい。

言われた通り、3回頭に浸かる。

次の作法を尋ねる。

「次は??」

「親の、祖父母の、兄弟の、友達の、 ◯☓の、◯☓の、を健康を祈れ。」

「そんなにいっぱい!?」

教えてもらった作法で祈る。これで完了だ。

バタフライもしてみる。

 

そして、次の作業へ。

沐浴後はシャンプー。

※当時はシャンプーが許されていたが、

2010年に滞在した時は禁止されていた。

あまりにもガンジス川が汚いかららしい。

当たり前だろ、インド政府。

シャンプーを流すのもちろんガンジス川で。

せっかく洗ったのにガンジス川で流すから全く意味ない。

でもパンテーンを使ったから、髪にはいいはず。

 終わった後はおっさん達と記念写真。沐浴も終わり、昼食へ。

そこで、たまたま日本人に会った。

彼は午前中ずっと町を散歩していたそうだ。

「さっき歩いてて、病院を見つけたんですよ。」

「へえ。Varanasiに病院なんてあるんだ。」

「そうなんです。中を覗いたら日本人が見えたので、

話し掛けたんですよ。」

「へえ。病気かなにか?」

 

「うん。聞いたら、3人組でインドを旅をしていて、

ここで2人倒れてしまったんだって。」

「やばいね、それ!何で?」

「昨日2人が沐浴したら、急に体調が悪くなって、

ずっと高熱と下痢らしいです。」

「・・・え?」

「しかも、すごいんですよ。」

「何が?」

 

「なんと、2人とも膝までしか水に浸かってないんですって!」

 

「・・・は?」

「どうやら、足にあった小さな切り傷から菌が入った

可能性が高いみたいです。」

「・・・え?」

 

「怖いですね。水を飲んだらダメっていうのは聞きますが、

まさか膝まで浸かって倒れるとは。」

 

「・・・だね。」

 

「沐浴したいって思います?」

 

「俺、・・・さっきしてきた。」

あの日から1年半以上が経ちました。僕は今日も元気です。

 

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Varanasiを訪れる方には『病は気から』

そう思って是非チャレンジしてほしい。

本当に少しだけど、インドの人たちのこの川に対する思い、生活に密着していること、

そしてこの川が本当に大切なものであることを感じることができると思う。

 

朝から晩までガンジス川には人が溢れる。

インドの人にとってこの川は単なる “川 “ではないのだ。

沐浴の後、僕が見たガンジス川は最初より少し綺麗で美しく見えた。