【メキシコ】プエブラ|奇祭!? 1年に一度の「死者の日」に参加

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I’m in Valladolid, Mexico.

 


 

お久しぶりです。

ミャンマーで発症したと思われるデング熱に掛かり、1週間ほど関空近くの病院に入院し、その後数日間東京に戻ってから航空券を書い直し、すぐにメキシコに移動しました。

 

★デング熱にかかった話についてはコチラ

【海外旅行】まさかのデング熱!発覚から退院まで
友人の結婚式の参列のため、クアラルンプールから関空経由でハワイへ。人生初のハワイにワクワクし、乗り継ぎゲートに向かって歩いていると、関空の検疫所で止められる。そして、検査を受けて発覚したのは、まさかのデング熱。

 

メキシコ入りを急いだのは、“Dia de Muertos”(Day of the Dead)に参加するため。日本語では、「死者の日」と呼ばれています。「死者の日」は毎年10月31日(前夜祭)〜11月2日に開催されるメキシコのお祭り。

映画「007 スペクター」のオープニングシーンでジェームズ・ボンドが参加することでも有名なお祭りです。その「007」を見てから、このお祭りが気になり調べてから、ずっと行きたいと思っていました。

 

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元々はハワイからメキシコに10月末に移動し、のんびり参加するハズでしたが、デング熱のため航空券は紙クズとなり、慌ててギリギリの11月1日にメキシコシティに到着する航空券を買い直す。

 

羽田空港からソウルの仁川国際空港、そしてLAを経由し、丸一日掛けてやっとメキシコシティに到着。

1年以上ぶりに非LCCの航空会社を使ったら、機内食や飲み物、ブランケットなどのサービスで一々感動してしまいました。

 

20時過ぎに空港でカウチサーフィンのホストのIvan君と合流。その日はバックパックを背負ったまま、彼の友人の家で開かれているホームパーティーに参加。初日から2時まで飲みました。女の子たちが皆ダレノガレ明美みたいな顔でした。素晴らしかったです。家に戻り、そこから彼が夜食を準備してくれ、やっと寝たのは4時前。メキシコ人のタフさに引きました。

 

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そして、翌日はIvan君と一緒に彼の実家があるPueblaという世界遺産の街へ。メキシコシティからはバスで2時間ほど。バスターミナルまで迎えにきてくれたIvanの家族と合流し、車でそのままバスターミナルから2時間ほどの「Huaquechula」という小さな村へ。道中はもちろん爆睡。

 

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ここでは「Ofrenda」(オフレンダ)と呼ばれる祭壇が多く見れられ、地元の人たちが観光で多く訪れている村。外国人の観光客はほぼいない。

 

Ofrendaとは、メキシコ中で見られる「死者の日」にあわせて作られる祭壇のことで、各家庭ごとにその飾り付けは異なっている。「死者の花」とも呼ばれるマリーゴールドの花で祭壇は溢れ、食べ物(「死者のパン」、フルーツなど)、故人の遺影、十字架、ロウソク等で飾り付けされている。また、故人が好んだお酒の瓶が置かれていたりと様々な工夫がなされている。

 

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家のような作りの凝ったオフレンダ

 

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そして、各家庭はこの祭壇を公開しているだけでなく、飲み物やパン、スープなど食べ物も提供しています。食事を頂きながら、Ofrendaがある家庭を周る。時折、Ivanの親父さんのスペイン語7:英語3の説明が入る。必死に聞き取る。

 

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トウモロコシが入ったホットチョコレート。お腹もいっぱいになる。

 

夜はPueblaの街に戻る。ダウンタウンに向かい、広場に行くと多くの仮装した人々や見物人で溢れている。ガイコツであったり、キャラクターものであったり本当に仮装は様々。

午後に訪れた村での昔ながらの雰囲気とは異なる、「お祭り」感が強いワイワイとした雰囲気を楽しむことができました。各所でバンドの演奏も行われており、踊っている人もいて夜中まで盛り上がっていました。ちなみにこの日も帰宅したのは1時前。メキシコ人タフすぎ。

 

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10月31日〜11月2日の3日間に死者の魂がこの世に戻ってくるとされ、日本のお盆と近い文化である「死者の日」ですが、メキシコでは故人を偲びながらも、明るく・楽しく過ごすという雰囲気がとても強い。故人の魂がこの世に戻っている間に、生きている家族や仲間たちと交流し、楽しむという意味があるからだそうです。故人が好きだった音楽を演奏し、みんなで歌ったり踊ったり、と。

あとでIvanにお盆について説明したら、日本とメキシコの文化の一致に感動していました。

 

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ピアスもすごい可愛い。

 

そんなプエブラのIvanの実家に3泊させてもらう。家族みんなフレンドリーで優しく、両親からの「もう1泊してけよ、アユム!」というお誘いに甘え、延泊してしまいました。朝はみんなで食卓を囲み、夜もみんなで地元のレストランや食堂に行く。食後は一緒にレイトショーに行ったりと、メキシコ人ファミリーにどっぷり浸かれました。

 

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朝から鶏肉ガッツリ。この他にも大量のパンとフルーツ。お母さん優しすぎ。

 

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1年に一度、故人を想い、祭壇やお墓を飾りつけて、家族が集まる「死者の日」の文化は、とても素晴らしいものでした。その後に、Ivan家と映画館に観に行ったピクサーの「Coco」という「死者の日」がテーマの映画を見たら、さらにメキシコの文化、価値観を感じることができました。日本で上映されているか不明ですが、この映画もかなりオススメです。

 

老若男女みな楽しそうで、飾り付けも明るくて面白いものが多い。メキシコらしさ、文化を1番感じられるお祭りと言われているだけあり、本当に滞在してよかったと思う、良い経験となりました。

 

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また違う町、村でこの「死者の日」に再度参加したいと思っています。皆さんも機会があれば、是非そんな「死者の日」に参加してみては。

 

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それでは、また。