I’m in Seoul, South Korea.
今回は3週間旅をしたミャンマー各都市での安宿について。
「ロンリープラネット」や「地球の歩き方」を読めば、どの町でも載っていますが、今後旅する方の参考になればと。
ミャンマーの宿代について
ミャンマーに旅行する前に友人やネットで情報を探したところ、食事や日用品の物価の安さとは異なり、宿代が高いと聞いていました。
ドイツ人の友人からは「どの町でも安宿を探したけど、10€くらいだったなあ」と言われ、かなりビビっていました。
3週間の滞在なので、宿代だけで2万円か…と。
結論から言うと、大体どの街でも6USドルほどで宿泊することが出来ました。(全てドミトリーでなくシングルルーム)。なので、他の東南アジアの各国とあまり変わらない値段でした。
ただ、今回旅したのは10月。ミャンマーではまだ雨季にあたり、ハイシーズンは11月~春となります。
そのため、ローシーズンであったためどのゲストハウスも殆ど空室で、安い値段で宿泊することができました。
宿の人に話を聞くと、「ハイシーズンは満室の日が多い」と言っていたので、可能であれば事前予約することもオススメです。
※安宿では、HP及び予約サイト(Booking.com) が無い宿が多数なので、電話予約となります。ミャンマー到着後、SIMを購入し電話する形になるかと。
【ヤンゴン / Yangon】
カウチサーフィンにてフランス人の家に3泊宿泊。
※ミャンマーは外国人を宿泊できるライセンスを持っているホテルでないと、外国人は宿泊できません。なので、カウチサーフィンなどは違法となります。自己責任でお願いします。
ヤンゴンにはかなりの数の安宿があります。ドミトリーがある宿も多いです。Booking.comでも掲載数がかなり多いので、ヤンゴンの場合は事前予約した方が楽かと。
オススメは街の中心である、スーレー・パゴダ周辺が良いかと思います。市場、レストラン、安いローカル食堂、カフェ、デパートなど徒歩圏内で何でも揃ってます。
また、バスターミナル(アウン・ミンガーラーバスターミナル)行のローカルバスもスーレー・パゴダの前から出ています。
★タクシーで行けば約7,000チャット(600円)ですが、ローカルバスなら200チャット(20円)で行けます。
バスの路線がたくさんありますが、「アウン・ミンガーラ!(もしくは「ミャウラー」)」と叫んでいれば、すぐに優しい誰かが教えてくれます。
【パーン / Hpa-an】
●Soe Brothers Guest House
・料金 : 5USドル
・部屋のタイプ : ダブルルーム、バス・トイレ共有
・Wi-Fiの有無 : ◯
・水回り : △
シャワーとトイレは各1個と数が少ない。
・その他 : 朝食はつかないので、歩いてすぐの市場で朝食を。500チャット(40円)で食べれます。スイカは100チャット(8円)です。
バンコクからミャンマーに向かい、最初に宿泊した宿。パーンにある安宿の中ではかなり有名で、多くの欧米人が宿泊している。英語が堪能なおじいちゃんが街の見所を丁寧に教えてくれます。
【バガン / Bagan】
●Jasmine Villa
・料金 : 8,000チャット(約6USドル)
※USドルの支払い不可
・部屋のタイプ : シングルルーム、バス・トイレ共用
・Wi-Fiの有無 : ◯
・水回り : ◎
シャワーとトイレは各2個しかないが、シャワーの水圧が強くとても良い。
・その他 : 朝食付き。バスの予約他、電動バイクのレンタルも出来ます。
ヤンゴンからの夜行バスが早朝に到着し、ゲストハウスには朝6時前に着きましたが、親切に対応してくれました。
市場からも近く、向かいにはコンビニ(売店)もあるので便利。
どの人も優しく、オススメの遺跡やバスの予約・相談にのってくれます。看板娘のトントンちゃんといつも遊んでいました。アイスクリームを食べていると、「1口ちょうだい」と言われます。
◎この宿もハイシーズンになると満室になることが多いそうです。
【マンダレー / Mandalay】
●Royal guest house
・料金 : 6USドル
・部屋のタイプ : シングルルーム、バス・トイレ共用
・Wi-Fiの有無 : ◎
ネットはサクサクで、各階でWi-Fiが飛んでるので部屋での使用も可能。
・水回り : △
少し古さは感じるが、許容範囲内。なぜか蚊がめちゃくちゃ多い。
・その他 : 朝食付き。徒歩圏内に、各地(メイミョーやウーベイン橋等)へのピックアップトラックの乗り場があり便利。
マンダレーで1泊した宿。ロビーは、クーラーが効いており快適。どのスタッフも優しく愛想がとても良い。
【ピンウールィン(メイミョー)/ Piyn Oo Lwin (Meimyo)】
●Grace Hotel 1
・料金 : 8USドル(朝食無しは7USドル)
・部屋のタイプ : ダブルルーム(シングルルームは無し)、TV付き
・Wi-Fiの有無 : ◎
・水回り : 古さは感じるが、ホットシャワーも水圧も良い。
・その他 : 宿の主人は英語がそこまで上手でないものの、とても親切。傘を貸してくれ、いつも笑顔で挨拶してくれる。
市内により安価な「Grace Hotel 2」 も有り。元々は「2」に宿泊予定だったが、土砂降りの中三輪タクシーが「1」に到着してしまい、部屋を見せてもらい値段を聞いたところ、「2」と同じ料金だったため、こちらに宿泊。ローシーズンだけの対応かと。ちなみにロンリープラネットには、シングル利用で「15USドル」と記載がある。
恐らく、ハイシーズンは料金が上がる模様。なので、ハイシーズンの場合は「 Grace Hotel 2」や他の安宿を周り、後でコチラも聞いてみるといいかと。ローシーズンなら、ここに泊まるのがかなりお得。中心街からは少し離れているが全く問題ない。夜は静かで過ごしやすい。
【シッポー/ Hsipaw】
●Yee Shin Guest House
・料金 : 5USドル
・部屋のタイプ : シングルルーム、バス・トイレ共用
・Wi-Fiの有無 : ◎
・水回り : ◎
・その他 : 朝食付き。麺や洋風などから選べる。
3泊した宿。街の中心地にあり、食事や市場、各寺院などの移動に困らない。
マンダレー行の大型バスはこの宿の前から出発するため、とても楽。トレッキングインフォメーションもあり。
★トレッキングについてはコチラ
【ミャンマー】シッポー|年に1度のお祭りに参加!2日間のトレッキング
最初に宿泊したベッドタイプは6USドル。その後、その部屋が埋まったこともありマットレスの部屋に移動した。その部屋は5USドルだった。マットレスでも全く問題ない。
【ニャウンシュエ / Nyaungshwe (Inlay Lake)】
●Sin Yaw Guest house
・料金 : 12USドル
・部屋のタイプ : ダブルルーム、バス・トイレ有り、TV・冷蔵庫付き
・Wi-Fiの有無 : ✕(故障中)
・水回り : ◎
・その他 : 朝食付き。
夜行バスで朝5時に到着。ドアベルを鳴らし、三輪タクシーのドライバーに電話してもらい、何とか開けてもらった。
めちゃくちゃ良い部屋に通され、料金を聞くと「マネージャーがまだ来ていないので、分からない」とのこと。部屋に入り爆睡し、その後受付に聞きに行くと、1泊15USドルとのこと。
この内容なら妥当だが、予算を大きく越える価格だったため、無言で頭を抱えていると、「特別に2泊で25USドルにするよ…」と言ってくれる。最終的に「24USドル」にしてもらう。
何度も、「この料金はアナタだけの特別料金だからね!他の人はダメだよ!」と言われる。皆さんが宿泊した際には15USドル払ってください。
■まとめ
・ヤンゴン:予約サイトで事前予約がオススメ
・他都市 :予約サイトに掲載されている宿は高額なものが多いため、直接向かう方が良い。
・USドルで支払い可能な宿が基本 ※少額紙幣の用意を。
・夜行バスが早朝(5時や6時)に到着することも多い。バス会社から無料の送迎タクシーが付くことがあり、行き先(ホテル)を聞かれる。そのため、何となく目星を付けておくか、安宿が集まっているエリアを見つけておいて行くほうが良い。
それでは、よい旅を。
★そんなミャンマー旅の「1分間ムービー」はコチラ
【the world at 7a.m.】1分間ムービー |ミャンマー編
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