I’m at Acacia hills, NT, Australia.
運良くダーウィンに到着したその日に、Job Centerで仕事をゲットする。
仕事先はダーウィンから70km離れたマンゴー農場。
時給は$22、天候や収穫によるが12月末までの約8週間の予定。
オーストラリアでは、1年のうちに88日間農業や林業などのいわゆる
一次産業の仕事をすると、ビザが1年間から2年間に延長できる。(セカンドビザ)
今回働けば約40日間は取得できる見込みだ。
Job Centerで事前に用意しておけと言われた
長袖シャツとパンツ、ハットをマルコの車に乗せてもらい一緒に買いにいく。
パンツは古着屋さんで、1着$2で買う。
マンゴーを摘む(茎から実を切り取る)時に出る汁が体にかかると
アレルギーで肌が腫れ上がってしまう人もいるため、その予防のための長袖だ。
約10%の人がアレルギーになってしまうとのこと。
※実際に宿で出会った外国人は「マンゴーは危険だから、違う仕事を探している」と話していた。
アレルギーになるかどうかは運だ。ならないことを祈ろう。
※3週間経った現在、マンゴーラッシュ(アレルギー)になった人はかなり多いです。
同部屋のマルコの車に同乗させてもらい、農場へ向かう。
運転はマルコ、選曲は自分の仕事だ。農場までは約1時間。
スーパーに寄り道して、今後のために30本の缶ビールを買い込む。
マルコとはこの2週間ですっかり意気投合してしまった。
マンゴーファームでの仕事の後、2人でキャンプをしながらウルルに寄って
メルボルンまでオーストラリアを縦断。その後、タスマニア島での仕事探しも一緒にする予定。
実際に実現したら、2月末まで一緒にいることになる。
29歳の女好きのTHE イタリアンガイ。酔うとだらしないけど、めっちゃいいやつ。
農場に到着し、翌日にオリエンテーションを受ける。
ここは巨大な農場で、自分と同じようなワーホリでの労働者が約80人以上集まっている。
ドイツ人が60%、フランス人が30%、他(イタリア、アイルランドなど)10%という感じで、
なんとアジア人は自分1人。英語を使うのに最高の環境だ。
宿泊施設は、農場内にある。
そして施設のルールも説明される。なんとアルコール禁止。
仕事終わりに毎日キンキンのビールを飲もうと、あんなに買い込んだのに…
マルコと目を合わせて悲しむ。今後に使おう。
部屋は2段ベッドが2つある5人部屋。
お馴染みのマルコと、イタリア人のロレンツォ、ベルギー人のサミー、
アメリカ人のクリス、そしてアジア代表の自分という顔ぶれ。
何故か皆から「今まで会った日本人と比べて、お前は全然雰囲気も顔も違う。」と言われまくる。
日焼けのせいだろうか。2回タイ人に間違えられた。コープンカー。
初日は9時半から始まった。50人いるのに、1人1人英語で自己紹介させられる。
そして、個々に仕事の内容が発表される。
何と、自分はピッキング(摘み)ではなく、マンゴーのパッキング(梱包)。
屋外だけど屋根付きなので、長袖なんて全く要らなくて、
タンクトップと短パンで仕事ができる。あの準備の日々はなんだったんだろう。
仕事内容は、収穫された大量のマンゴーをダンボールに並べ(女性たちが)、
その箱をひたすら運ぶ(男たちが)というもの。
なので厳密には仕事内容はパッキングでなく、スタッキング(荷運び)。
1つ10kg近い段ボールを、1日で何百個運んでるか覚えていない。
ピッキングに比べて室内なので楽。お前はまじでラッキーだ。
とか皆から言われてたのに、初日から11時間以上働く。普通にハード。
一日の終わりには、段ボールを積む際に擦れてできるスリ傷が腕にびっしり。
握力はほぼ無くなり、疲労困憊で帰ってシャワーを浴び、ご飯を作って寝るだけの生活。
最近は朝7時から20時半まで週6で働いている。
高校の部活並の疲労感。
農園のオーストラリア人のガタイのいいおばちゃんが、
しょっちゅう「アユムー!!」と呼んでくる。
そして、このおばちゃんの英語が中々聞き取れない。
とりあえずニコニコしてたら、おばちゃんに気に入れられる。アメをこっそり貰う。
英語はやはりノリだ。
夜は、マンUのイブラヒモビッチにソックリのフランス人イケメンのピオールや
イタリア人のフランチェスコ、ベルギー人のセリア、そしてマルコとロレンツォなどと
ご飯を作り、映画を見たりウノをする日々。
外国人も日本と同じく、ウノを言ったか言わないかってすごい細かい。
小さい声でも、ちゃんと「ウノ」と言ったのに、勝たせてもらえない。
あとスキップ使うと凄い怒る。
働き始めたらマンゴー食べ放題じゃん。って思ってたのに、全く食べてない。
宿泊施設が圏外で、電波を掴むのに車で10km。(オフィス付近で辛うじて拾える時もある)
どうしてもビールが飲みたくて、最寄りのスーパーまで買いに行くのに片道25km。
農園内はアルコール禁止なので、皆でスーパーの前で缶ビールを2本飲んで帰る。
週に1日の休日の楽しみはそのスーパーに行くことぐらい。
毎回スーパーでアホみたいに皆ではしゃぐ。
「すげえ!今日はニンジンがめっちゃ安い!」とかで、テンションが上がる日々。
まるで囚人のような生活ですが、毎日最高に楽しい日々です。
それでは、また。
PS.
そのスーパーで大々的に売られていたマンゴーが、自分たちが摘んでパッキングしたマンゴーでした。
皆で写真を撮って喜びました。
2 Responses
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