【ワーホリ】ど田舎での真夜中の大ハプニング!

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I’m at Acacia hills, NT, Australia

 

 


 

マンゴー農園で働き始めて1ヶ月が経ちました。

 

最初はアジア人が自分だけで、ほぼドイツ人とフランス人の環境に

戸惑ったけれど、すぐに皆と仲良くなり毎日楽しく過ごしています。

ダンケシェーン。

 

前回のブログで書いたように、僻地のマンゴー農園に住み込みで働いている

自分たちにとって、最寄りのスーパーに行くのが大イベントの1つ。

 

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片道25km、21時閉店の最寄りのスーパーに平日に行くには

20時頃には仕事が終わらないと間に合わない。

 

作業が順調に進んでいると「今日スーパーに行けるんじゃね?」

皆でソワソワし始めるぐらい、全くエンタメが無い生活をしています。

 

先週の土曜日は順調に作業が進み、なんと18時に終了。

毎日約14時間働いていたので、みんな久しぶりの早上がりに歓喜。

 

※といっても、その日は朝6時半から働いていたので12時間近い労働時間でしたが。

 

イタリア人のマルコ、ロレンツォ。フランチェスコ、ファビオとの5人で

マルコの車に乗ってスーパーに向かう。

 

思い思いに肉や野菜やパン、パスタ、牛乳などを買い込む。

 

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肉コーナーに既に調理された鶏の丸焼きが売られている。

値段は約$9。サイズも大きいし、安いなあと思って見ていたら

閉店間近のタイムセールで、なんと$1.5になる。

 

チキン丸1匹が120円。激安すぎる。焼き鳥1串レベル。

もちろん皆で1袋ずつ購入。ファビオはなぜか3袋も買う。

 

スーパーではネットも拾えるので、買い物後は皆ネットサーフィン。

農園内では基本的に圏外なので久しぶりのケータイ。

 

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(自分はオフィスに近い場所で働いており、また「Telstra」という地方にも強い

 キャリアを契約しているので、仕事前と仕事終わりに少しだけネットが使える)

 

22時過ぎになり、農園に戻る。また25kmの道のりだ。

途中でガソリンスタンドに寄るが既に閉まっている。

 

ガソリンの残りが気になるが、最寄りのガソリンスタンドは

さらに30km先なので、仕方なくそのまま農園に向かう。

 

残り5kmというところでスピードが落ちる。

そのまま止まる。なんとガス欠。

 

周りに全く何もない、明かりも何も無い砂地の道で車が止まる。

思わず、皆で爆笑してしまう。

 

ハザードランプを付け、車から降りてどうするか話し合う。

 

農園の他の人に助けを呼びたくても農園内は圏外なので誰にも連絡が取れない。

試しに農園のオフィスに電話するが、夜も遅いので誰も出ない。

 

どしようかと途方に暮れていると、偶然にも一台の車が向かってくる光が見える。

 

皆で手を振り止まってもらう。オーストラリア人のカップルに事情を話し、

ファビオ1人がその人の車に乗り込み、5km先の農園まで連れていってもらう。

 

「良かったなあ」「これで助かった」「こんな時間に車が来るなんてラッキーだ」

と残ったマルコとロレンツォ、フランチェスコと4人でお喋り。

 

時間もかかりそうだから座って待っていようか、ということになる。

 

マルコの車にはキャンプ用具一式が積んである。

 

イスを3脚を取り出し、路肩に座ってファビオを待っているとマルコが言い出す。

 

「こうしていると、テーブル欲しくなるよね。」

 

マルコがトランクからテーブルを取り出し、路肩に止めた車の後部に接続する形で座る。

 

ふと、誰かが言い出す。

 

「チキン温かいうちに食べたくない?」

 

1人1匹のチキンの丸焼きを持ち寄り、先ほどスーパーで買ったポテチもテーブルに広げる。

チキンはめちゃくちゃ美味い。

 

また誰かが言い出す。

 

「こういうチキンに合うのは、やっぱり赤ワインだよね」

 

買ったばかりの赤ワインを1人1本取り出す。

 

気付けばテーブルの上はさながら、パーティーだ。

 

農園に1人で向かい、今頃一生懸命対応してくれているファビオのことを一瞬考えるが、

「大丈夫っしょ」

「怒っても謝れば許してくれるでしょ」

「いいから早くチキン食おうぜ」

という流れでパーティーが始まる。

 

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フランチェスコが言い出す。

 

「もしイタリアでこんな事件が起きたらパニックだし、どうしようかと揉めるはずなのに

今日は何故か全くそんな事思わなかった。何とかなるでしょって。」

 

「星空の下でパーティー。最高だね。無料のテントサイトだし。」

 

冗談を言いながら、皆で盛り上がる。

 

そんなこんなで、ファビオが自分の車に乗って帰ってくる。

チキンをむしゃむしゃ食べ、ほぼ空になっている4本の赤ワインのボトルを見て唖然としている。

 

「ごめん。お腹減っちゃって。」

謝って許してもらう。

 

今日はファビオの車で農園まで一旦帰り、明日ガソリンスタンドで

ガソリンを買ってマルコの車に戻ろう、という話になる。

 

ファビオが「てか、もう帰るぞ。いつまで食ってんだよ!」と言ってくるが

「ワインが無くなったらにしよう。落ち着けよ。」と皆でなだめて終わる。

 

そこに1台の車が通り、心配に思い止まってくれる。

 

「どうしたの?何か問題起きたの?」

 

「ガソリンが無くなっちゃって。住んでるのはここから5km先の農園なんですが。」

 

「え!大丈夫なの?」

 

「たぶん大丈夫!いまパーティーもしてて、すっごい楽しいし!」

 

「ハハハ!!クレイジーガイズ!!オッケー、マイト!」

 

現地の親切な人には、ただのアホな外国人集団に見えただろう。

 

その後、片付けも済ませ、ファビオの車に乗り込み、ようやく帰れるぞ!となったところで、

ファビオの車も故障して動かなかった時は、

「こんな日ってあるのかよ!」と、皆でさらに大爆笑しました。

 

でも、結局帰ってくれました。

 

トラブルは旅の醍醐味。

オーストラリアでの人生を思う存分楽しんだ夜でした。

 

_______

 

翌日マルコの車に向かったら、夜中に何者かにイタズラで

石を投げ込まれ、助手席以外の窓ガラスが全て割られていました。

 

いまマルコは業者からの見積り待ちでとてもテンションが低い日々です。

 

それでも、「気付いたら俺の車、オープンカーになっちまったよ!」

とジョークを言うぐらいの元気はありますが。

 

※オーストラリアでは、屋外で飲むのは違法らしいです

 

One Response

  1. […] りました。 → 顛末はこちらの記事にて […]