I’m in Hanoi, Vietnam.
お久しぶりです。
前回のブログでは、ベトナムに到着して1週間頃でしたが、現在は3週間が経過し楽しかったベトナムも最後となりました。
次は夜行バスで25時間掛けて初のラオスへ。約2週間の滞在予定です。
さて、前回紹介したダラット近郊の素敵なカフェでの思い出を胸に、
ダラット → ダナン・ホイアン → フエ → ニンビン → ハイフォンとバスと鉄道を使ってベトナムを縦断し、ハノイまでやってきました。
★ダラットでの思い出についてはコチラ
【世界一周】ベトナム・ダラット|おいしいコーヒーの理由。
北部の町サパへ行く予定でしたが、この所ずっと天気が悪く、目的だったトレッキングにも不向きであろうと思い、サパを諦めハノイに数日間滞在することに。
その前のハイフォンでは、ベトナムで英語の先生をしているトルコ人Mehmet君のお宅に4日間滞在しました。
トルコ人ながら英語・ベトナム語堪能。ヒッチハイクで世界中を旅した強者。
彼と夜、リビングでお喋りしながら今後の予定を考えている時にあることを思い出す。
それは遡ること1週間半前、ダナンのカフェで隣の席になった男性のこと。
ダナンの暑さに完全に打ちのめされ、一軒のカフェに入りアイスコーヒーを注文する。隣に座っていたベトナム人男性2人に声を掛け、カフェのWi-Fiパスワードを教えてもらう。
その流れから、今後の旅やオーストラリアでの生活について色々お喋り。2人とも英語が上手で、別れる際には2人と連絡先を交換。
片方の男性はハノイ在住で、「ハノイに着いたらぜひ連絡してよ!ご飯でも。」と言ってもらう。
そして、ハイフォンでの夜にこのことを思い出し、早速その彼にメール。
「久しぶり!いまハイフォンにいるんだけど、金曜日の電車でハノイに向かうよ!」
「お、いいね!ちなみにどこに泊まるの?」
「いや、決まってないんだよね。」
「中心街から離れているから観光には不向きだけど、もし良かったらウチに泊まっていいよ!」
「お、じゃあそうするわ。」
という早すぎる展開で、ハノイでの宿泊先をゲット。
彼から住所を教えてもらいました。
※ちなみに、今回のベトナム旅ではカウチサーフィンをフル活用。3週間の滞在でゲストハウスに宿泊したのは、到着が夜遅かった初日を入れて3日間だけ。3週間の宿泊費は計15ドルで済みました。
ハノイに到着し、google mapを片手にひたすら歩く。
彼から事前にタクシーを使うことをオススメされていたが、今後の旅へのトレーニングだと思い、約6kmを1時間掛けて20kgのバックパックを背負い歩く。
途中にあった市場で、ささやかながら泊めてくれる御礼にと小さい花束を150円で買う。
汗ダクでやっと彼の家の近くに着き、驚く。今まで見たことが無いほどの超高級住宅街。
何なんだ、これは…
どの家も城みたいにデカく、駐車してある車はジャガーやベンツばかり。
戸惑いつつも教えてもらった住所を頼りに歩く。
やっと到着し、家に入る。
なんだ、これは…
行ったこともないし、完全にイメージでしかないが、デヴィ夫人宅みたいな内装に驚く。もしくは假屋崎省吾。
バスローブ姿の彼が颯爽と登場し、「おー!よく来たねー!」と、奥さんと2人の子どもとともにお出迎え。
「バスローブ ✕ 金持ち」の相性ってこんなに良いんですね。
ダナンのカフェで出逢ったときは、単なるそこらへんのお兄さんだと思っていたのに、まさか子どもまでいるとは。
「この部屋使ってね!」と通された部屋は、エアコンがこれでもかとガンガン効いたキングベッドの部屋。
日本の実家より全然いい部屋でビビる。
隣の部屋は完全防音のホームシアター専用の部屋。小汚いバックパッカーが、こんな家にいていいのかと焦る。とにかく汚さないように注意する。着ている白Tシャツはとっくに茶色に変色している。
プレゼントの花束がささやかすぎて飾る場所が絶対無い。というか、この家にはもう装飾はいらない。
結局3泊もさせてもらい、ハノイを満喫。
ご飯は毎日家族と一緒に食べ、夜は彼の運転するレクサスで中心街に行き、コーヒーを飲みに行くという生活。
「旅人からお金はもらえねえ。」と一回もお金を受け取ってもらえず、ビールもコーヒーもクラブも全ておごり。彼が日本に遊びにきた時は、これでもかと言うぐらい奢ってやろうと思います。
9月2日はベトナムの独立記念日。人が溢れ楽しい休日でした。
もちろん、今回ベトナムでお世話になったどのお家も素敵で大好きでしたが、予想を遥かに越えた「衝撃度」と言う意味では、今回の家がぶっちぎり。
ただの都会かな…と期待していなかったハノイで、まさかの思い出が出来ました。
どこにどんな出会いがあるか分かりません。今後もどんな楽しい出会いがあるか楽しみです。
あっという間の3週間。ベトナムはまた来たいと思う大好きな国の1つとなりました。
恐らく次回はラオスで。
それでは、また。
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